以前、「ヤミ金融業者とは金貸しではなく、詐欺師や恐喝犯の一種だ」と肩を落として相談にきたヤミ金被害者がいましたが、ヤミ金被害者の内99%はヤミ金と関わったことを大変悔やんでいます。
やっとの思いでヤミ金から借りていた借金をすべて完済。
しかし、本当に完済で縁が切れる優良?なヤミ金業者は、今の時代ではほんの一握りでしかありません。
完済後、借金に頼らない生活を送っていたところ、ある日突然
「去年の完済処理時に千円足りなかった。いまだに入金がなく完済とはみなされない。」
と一本の電話が掛かってくるのです。
もちろんこれはヤミ金側による勝手な言いがかりです。そして、
「千円に利息がついてすでに数万円になっている。今すぐ支払え」と続きます。
過去に取引のあった顧客へ突然電話をかけて、お金を要求する手口ですが、もちろんこんな請求には応じる必要はありません。
ヤミ金融業者は融資をきっかけにして顧客情報を握り、いかに多くの金を回収するか、そのためにどのような手口を使うか、それだけにしか考えていません。
確かに『完済』することはヤミ金解決策の一つではありますが、上記のように悪用されるので完璧とは言えません。
ヤミ金に頼ったことでより大きな問題を抱えてしまう前に、本当にヤミ金に融資を受けなければならないのか、冷静に考える時間を作ることをオススメします。
そして、出来ることなら、悪意の固まりであるヤミ金へ相談するより、身内や友人に相談する方が望ましいと考えます。
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